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R1 Titan
NEW GR86&BRZ R1TITAN EXTRA Gold Ring

新型GR86とBRZ用のR1TITAN EXTRAの試作品が完成しました。



新型GR86/BRZはZN6と基本的なシャシーは共通です。マフラーの取り回し等もほぼ同じです。
ただ、エンジンが排気量アップしたことに伴い、純正マフラーの容量と形状は大幅に変更されています。
おそらく、音量規制の新基準に適合させるのが厳しかったのではないかと想像できるような形状にもなっていました。

今回R1TITANも車検対応品として販売しますので、音量規制に適合させる必要があります。
ZN6用はメインパイプ70Φのストレート構造マフラーでしたが、今回も70Φを維持する為に試行錯誤致しました。



メインパイプを60Φにすれば、音量は大分抑える事が出来ますが、排気量が2,000ccから2,400ccにアップして、パイプ径が70Φから60Φに変更では皆様の期待に応える事が出来ません。
センターパイプのサブサイレンサーを可能な限り大きくして、音量を抑えるように試みてみました。

マフラー径に関しましては、ダイナモ上の数値、体感、様々な意見があり、特に体感に関してはどの意見も正解だと思いますが、私自身は今現在GPS上のデータを最重要視しています。



何度も色々な車種で、60Φ~90φで2速から5速まで全開、4速3000回転からの全開、等色々なシチュエーションでテストしましたが、同じストレート構造のマフラーであれば、太いマフラーの方がパワーも出ますし、低速トルクが無くなる、ということはないというテストデータを得ています。(アクセルはハーフスロットルもしくは全開、エキマニはノーマルが条件)



最終的に少しでも格好良く、耳障りな周波数を消しつつ、運転していて楽しくなるようなマフラーに仕上げたいと思います。



12月には、GR86・BRZのAT・MT、全て車検対応になる予定です。

性能は五感で感じるものも勿論含まれますが、R1TITANの性能は、「必ずパワーアップする」を一番に掲げていました。

新基準のマフラーになっても、田名邊さんが拘っていた部分、製作工場の職人さんが今も変わらず拘っている部分は、これからも大切に維持していきます。